top > 採血後の血液が患者さんに届けられるまでの道のり
実際に、ボランティアの方が献血した血液は、どのような過程を経て、患者さんまで届いていくのでしょうか。献血者が採血するところから、順を追ってご紹介していきます。
献血ルーム・車
献血者が、献血ルームや献血車へ、勇気と愛情をもって訪れます。 |
受付
受付にて、身分証明書を見せ、氏名や住所を記入し、問診表をチェックします。
|
問診
医師により、血圧測定と簡単な問診を受けます。
|
検査採血
血液比重が足りているかを、採血に先立ち、検査採血により確かめます。
|
採血
問診や検査採血により、献血者の健康状態に差し支えないと判断されると、実際に採血を行います。全血だと約20分、成分だと約1時間かかります。
|
血液を検査機関へ
採血した血液は、専用車で検査機関へ即、送られます。
|
検査
輸血の安全性確保のために様々な検査がされます。
|
分離・調製
検査をパスした血液は、輸血用血液や血漿分画製剤用原料血漿に分離・調整されます。
|
保管
種類別に保管され、保存温度も個別に管理されます。
|
供給
突然必要になっても供給できるように、24時間体制で輸血用血液が準備されています。
|
医療機関で患者さんへ
血液の保存期間内に、必要とされる患者さんに、血液が使われます。
|
採血した血液は、どの患者さんのために使われたのかは知ることができませんが、
あなたの血液により、救われた患者さんは存在しています。
なお、感染症などの検査目的では、献血は決して行わないでください。
潜伏期間にはまれですが、検知できない場合があります。
紹介した事項により生じた不都合などには責任は負えませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。
|