献血方法と、献血基準

　献血といっても、大きく分けて、成分献血と全血献血の２種類あります。さらに、成分献血では血漿（けっしょう）成分献血と血小板成分献血があり、全血献血では200ml献血と400ml献血があります。その違いをみていきましょう。

　いざ献血をするとなったものの、受付で、「本日の献血は、全血と成分、どちらにされますか？」と

　質問され、　「？？？」となった方もおられるのではないでしょうか。

　ここでは、両者の違いを、献血の種類や方法、献血基準で、ご紹介します。



　献血は大きく分けて、全血献血と成分献血の２種類があります。

　さらに、全血献血では200ml献血と400ml献血があります。その違いをみていきましょう

　また、成分献血では血漿（けっしょう）成分献血と血小板成分献血があります。

	全血献血		成分献血
	200ml献血	400ml献血	血漿成分献血	血小板成分献血
年齢	16〜69歳	18〜69歳	18〜69歳	18〜54歳
体重	男性：45kg以上 女性：40kg以上	男性：50kg以上 女性：50kg以上	男性：45kg以上 女性：40kg以上	男性：45kg以上 女性：40kg以上
最高血圧	90mmHg以上	90mmHg以上	90mmHg以上	90mmHg以上
血液比重	血液比重1.052以上 または、 血色素量12g/dl以上	血液比重1.053以上 または、 血色素量12.5g/dl以上	血液比重1.052以上 または、 血色素量12g/dl以上（赤血球指数が標準域にある女性は11.5g/dl以上）	血液比重1.052以上 または、 血色素量12g/dl以上
血小板数	-	-	−	15万/μl以上、 60万/μl以下
１回献血量	200ml	400ml	300ml〜600ml	400ml以下
年間献血回数	男性：6回以内 女性：4回以内	男性：3回以内 女性：2回以内	血小板成分献血1回を2回分に換算して血漿成分献血と合計で24回以内
年間総献血量	200mlと400ml合わせて、 男性：1200ml以内 女性：800ml以内		−	−

　なお、６５歳以上の方は、献血者の健康を第一に考え、６０〜６４歳の間に献血経験がある方に限ります。


　２００ml献血だと、１６歳になった高校生からできますので、友達を誘って、

　献血ルームに行くといいかもしれません。

　献血者には、ジュースが飲めることや、ルームによっては占いなどの企画もしているようです。

　紹介した事項により生じた不都合などには責任は負えませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。