top > 赤ちゃんの運動能力の発達過程
人間の赤ちゃんは、他の動物とは異なり、生まれてすぐには自分一人で自立して動くことができません。2才までに、その後の生活を支える基本的な運動能力を獲得していきます。
人間以外のほとんどの動物は、常に天敵から命を脅かされているので、
生死にかかわることから、生まれてすぐに自立して動くことができると言われています。
一方、 人間の赤ちゃんは、生まれてすぐには自分ひとりで自立して動くことができません。
2才ごろまでに、その後の長い人生を支えていく基本的な運動能力を獲得します。
ここでは、生まれてから2才頃までの運動能力の発達過程を下にまとめてみました。
もちろん、環境や赤ちゃんの個性にもよりますので、
表はあくまでも目安でしかないことをお断りしておきます。
先に、 赤ちゃんの言葉の発達過程 をまとめましたが、1ヶ月から6ヶ月頃までは、
泣くことで要求や不快を表現していました。
そこで、上の表を見ると、6ヶ月頃は首がすわり、寝返りをはじめ、早いとハイハイまで
出来るようになります。
つまり、今まで泣くことだけで、欲求を表現していたのが、
他の運動動作で表現できるようになり始めたのです。
運動能力だけや、言語能力だけの単体で判断するのではなく、
総合的に赤ちゃんの成長を、焦らずにやさしく見守ることが、赤ちゃん時代の育児には欠かせないようです。
紹介した事項により生じた不都合などには責任は負えませんので、くれぐれも自己責任でお願いします。
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